メールマガジン「ベトナム株・経済情報」
VOL.534
2019.07.17

※文字化け等でご覧になれない方は、こちらからご確認頂けます。
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【お知らせ①】
2019年度上半期版 ベトナム上場企業時価総額TOP50社データブック 発売中
データ更新：2019年1月23日
財務諸表更新：2018年9月28日
ページ数：100ページ
書籍ファイル：セキュアPDF（印刷・コピー等制限版）
価格：5,000円

【お知らせ②】
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750社近くあるベトナム上場企業の中から、編集部が注目企業をピックアップ。企業の注目ポイントや3年間の詳細財務データを含む解説レポートを隔週配信しています！

ビンチャイン建設投資[BCI]、ビンミン・プラスチック[BMP]、コテック建設[CTD]、ぺトロベトナム化学肥料[DPM]、ダットサイングループ[DXG]、エクシムバンク[EIB]、GTNフーズ[GTN]、FPT情報通信[FPT] 、テーゾイジードン投資[MWG]、ナムキム鉄鋼[NKG]、ナムロン投資[NLG]、リー冷蔵電気工業[REE]、サイゴン証券[SSI]、テクコムバンク[TCB]、ビンホアン水産[VHC]、ビナミルク[VNM]、VPバンク[VPB]を＜無料公開中＞！

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これまでに計57銘柄の詳細レポートを掲載しています。
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リー冷蔵電気工業[REE]は・・・電気・空調工事施工（M&E）大手企業。Reetechブランドの冷蔵空調製品は中級製品として広く認知。不動産事業はBクラスの賃貸オフィス（延べ床面積13万m2超）に特化し、安定した高い入居率を確保。近年では、水力発電や水道事業などライフライン・インフラ関連企業への投資を強化している。

　いつも「ベトナム株・経済情報」をご利用いただき、誠にありがとうございます。「ベトナム株・経済情報」では会員登録をされた皆様全員へ、過去に有料ページで紹介した記事をピックアップして毎週水曜日にメールマガジンを配信しております。また、メールマガジンだけに掲載する＜特別コンテンツ＞もお楽しみいただけます。

CONTENTS

01. 脆弱な銀行の再編、海外金融機関が相次ぎ参画意思を表明
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
特集（2019年07月08日～2019年07月14日）
03. 今週の銘柄評価
アジアコマーシャル銀行[ACB]
04. サイゴン・街角風景
「ホーチミン市メトロ1号線」

01. 脆弱な銀行の再編、海外金融機関が相次ぎ参画意思を表明

　脆弱な商業銀行の構造改革が銀行業界の重点課題だとされている。そのような中、多くの海外金融機関がベトナムの脆弱な商業銀行を買い取る意思を表明している。

　銀行業や債権回収などを手掛けるJトラスト(東京都港区)は、ベトナム建設銀行(CBバンク)の買収計画をベトナム国家銀行(中央銀行)に提出した。

　CBバンクは中央銀行が全株式を1株0VND(0円)で強制的に買収し、国有化した3行の一つだ。他の2行はオーシャンバンク(Ocean Bank)およびGPバンク(GP Bank)。

　このほか、日本の大手パチンコ店グループであるマルハングループ、タイのスリサワッド・コーポレーション(Srisawad　Corporation)、シンガポールのクラモントグループ(Clermont Group)などもベトナムの銀行再編に参加する意志を示している。

・・・＜続きはサイトでご覧ください＞

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02. 週間☆アクセス数上位ランキング！（2019年07月08日～2019年07月14日）

このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）のアクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 ホアン・アイン・ザライ国際農業、親会社HAGLが保有率引き下げへ―株価3年半ぶり最高値更新
[2019/07/09 14:16 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/190709133740.html

ホアン・アイン・ザライ[HAG](HAGL Group)はホアン・アイン・ザライ国際農業[HNG](HAGL Agrico)株の売却予告を行い、HNG株の保有比率を51.04％へ引き下げると発表した。

売却予告によると、HAGは7月12日から8月10日までの期間にHNG株6000万株を相対取引で売却し、保有株数を4億5266万株(保有比率51.04％)へと引き下げる。

8日のHNG株終値は1株1万8700VND(約88.2円)で、直近3年半で最高だった。2016年1月末には、HNG株が14営業日連続でストップ安して8300VND(約39円)へと下落していた。

最近では、チュオンハイ自動車[THACO](Truong Hai Automobile)の参画による構造改革が功を奏し、HNG株は回復傾向にある。

2 位 ベトジェットエア、大量の自社株買いを発表
[2019/07/12 08:00 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/190710193500.html

　最大手の格安航空会社、ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、発行済み株式数の 4.6％に相当する2500万株の自社株買いを実施し金庫株とする。

　購入期間と購入方法はまだ明らかにされていないが、10日のVJC株価は1株13万1500VND(約630円)前後で推移している。これに基づいた今回の自社買いに必要な資金は約3兆2875億VND(約157億円)の計算となる。

　原資は利益剰余金と資本剰余金から拠出される。3月末時点での利益剰余金と資本剰余金の合計額は9兆9646億VND(約475億円)に達しており、自社株買いに必要な資金を十分に確保している。

　同社の取締役会によると、今回の自社株買いにより、流通株式数が大きく減少することから、株価の押し上げに繋がるものと期待される。

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03. 今週の銘柄評価

※「今週の銘柄評価」は証券会社独自の見解に基づくものであり、実際の投資判断はご自身で行ってください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」に掲載した一部を「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだだものを掲載しています。

●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さい。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
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ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価・アジアコマーシャル銀行[ACB]
(2019年07月17日発行ベトナム株通信第3806号)
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■■■アジアコマーシャル銀行[ACB]■■■―19～20年業績見通し、投資評価「買い」―

　KISベトナム証券(KIS Vietnam)によると、アジアコマーシャル銀行[ACB](Asia Commercial Bank)の2019年業績見通しは、利息関連収支が前年比+21.6％増の12兆6020億VND(約600億円)、税引後利益が同+19％増の6兆1160億VND(約300億円)と予想されている。

　2020年は、利息関連収支が前年比+15％増の14兆4940億VND(約690億円)、税引後利益が同+15％増の7兆0370億VND(約334億円)となる見通し。

　ACBは不良債権処理策として構造改革や貸倒引当金繰入を強化している。2019年の貸倒引当金繰入額は前年比+19％増の1兆1100億VND(約53億円)となる見込みだ。

　同行はこの度、ベトナム国家銀行(中央銀行)より2019年の貸付成長率上限を+13％から+17％に引き上げることが許可された。

　KISはACB株の理論株価を4万0200VND(約190円)と評価し、投資評価を「買い(Buy)」としている。

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04. サイゴン・街角風景

　毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」。
今週はSa Huynhより、「ホーチミン市メトロ1号線」のお話です。

　現在、ホーチミン市では都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン～スオイティエン間)の工事が着々と進んでいます。

　工事のおかげで、1区中心部のレロイ通りをはじめとする道は狭くなり、回り道をしないと反対側へ渡れなかったりという不便さも。

　工事現場を上からみると、数年前の様子が思い出せないくらい、大きく様変わりしてしまいました。

　実際にここを電車が走るようになったら、どんな風景になるんでしょうか。

　工事完了は2020年末、運行開始は2021年の予定。メトロの運行が始まったら、街は、人々はどのように変化するのか。大きな移り変わりの時期をこの目で見ていきたいなと思います。

　ちなみにこちらの写真は、レロイ通りの古びたビルにあるレストラン「マウンテンリトリート(Mountain Retreat)」(36 Lê Lợi, Quận 1, Tp.Hồ Chí Minh)のテラス席から撮ったもの。お店は日本でいう6階の屋上にあり、高いところからメトロの工事の様子が一望できます。お料理もどれも美味しいのでおすすめです。

(Photo by Sa Huynh)
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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